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施設

【介護の職場④】グループホームに転職する際の成功ポイント

今回は、「グループホームでの職員はどのようなことをしているか?」求人内容について解説します。

どの介護施設で働こうか探している方

グループホームでの仕事内容を知りたい方

グループホームでの実態を知りたい方

にお役に立てる内容になっていますので、最後まで、じっくりお読みください。

グループホームとは?

グループホームの正式名称は、「認知症対応型共同生活介護」となっています。認知症の確定診断があり、医師が病名として認めていないと入居できません。

ですので入居されているかたは、認知症の方ばかりです。少人数のユニット(グループ)に分かれ、共同生活されています。こじんまりとアットホームな雰囲気のところが多いです。

「料理・掃除。洗濯など出来ることは自分たちでしましょう」ということになっています。

他の介護施設では、職員は「介護する」事が多いのですが、グループホームでは、「一緒に行う」「見守りする」形の支援になります。

また、認知症の方に地域で生活して頂くことが、目標の一つになっていますので、地域密着型サービスに分類されており、基本的にはその地域の方しか入所できません。

問題行動のある重度の認知症の方は入居出来なかったり、入居生活を送る中で、他傷行為や、集団生活で問題行動を起こすようになると、退所の対応を取る施設もあります。

仕事内容

多くのグループホームでは、早番・日勤・遅番・夜勤の変則勤務となっています。

夜勤帯は、1ユニットに一人の勤務の場合が多いです。

1日の流れ

6時頃:起床

8時頃:朝食

9時頃から11時:入浴のある日は入浴

生活リハビリ(洗濯や掃除などの家事をリハビリとして行うこと)

12時頃:昼食

昼食後:レクリーエーション・散歩など

生活リハビリ(洗濯や掃除などの家事をリハビリとして行うこと)

15時頃:おやつ

18時頃:夕食

21時頃:就寝

4つの役割

①生活援助(料理や家事の見守り)

起床介助から始まり、整容・排泄・食事・口腔ケア・入浴・就寝が生活援助の主な仕事です。

ご利用者様が行う料理や家事の見守りは、最大の生活援助です。

認知症であっても、見守りや援助があれば、家事や料理を行うことは出来ます。逆にやっておかないと、病気の進行を速めてしまいますので、生活リハビリとしても大切な役割の1つです。

調理は出来るものの、食材や包丁の収納場所が分からなかったり、食材や手を洗い忘れたりすることもあります。また、夢中になって他のご利用者様とぶつかったり、ガスの点火を忘れてしまっておられますので、職員の方でけがの無いように、見守り、声掛けをして行きます。

職員が代わりに行えば、危険なこともありませんし、時間も掛かりません。ですが、それではご利用者様のリハビリにはなりませんので、あくまでも、ご利用者様主体で行って頂きます。

下膳した後に、テーブルを拭いて頂き、食器洗いや食器の収納なども行って頂きます。

また、掃除においても、掃除機掛け、モップ掛け、拭き掃除など手伝って頂きます。

②外出援助

また、買い物・外食・通院・お花見や本人の希望する場所へ行く際の外出援助があります。

買い物援助:その施設によって回数など、さまざまかと思いますが3日に1回位の割合で行きます。季節によっても、極端に暑かったり寒かったりする季節では、その回数は、減ってしまうこともあります。

車で行ったり、近くなら歩いたり車いすを押しながら、行く場合もあります。

買い物先では、安全面に配慮するだけではなく、他のお客様とトラブルにならないように注意します。

外出は、ご利用者様の生活圏であったりもします。顔見知りの方に声を掛けられたりすることもありますので、ご利用者様と一緒に会話を楽しんだりもします。

通院介助:通院は基本家族対応なのですが、家族と絶縁状態であったり、経済的に介護タクシーの利用が難しい方、緊急時は、通院介助をします。

また、特に、薬の変更があった後の報告は重要で、状態の変化が見られた場合医師に報告をします。

②健康管理・服薬管理

検温やバイタル測定し、日々の薬のセット、服薬介助、体重測定や肌の観察など、介助をしながら観察します。また、褥瘡防止のための体位変換などや酸素濃度や血糖値を測るご利用者様もおられます。

服用時は、間違いがないか、注意し飲み込まずに捨ててしまう場合もありますので、口を開けて飲みこんだことを確認させて頂くようにします。

③イベントなどの企画

イベントは、施設ごとに違いますが、誕生日・初詣・お花見・夏祭り・敬老会・クリスマス会・避難訓練などがあります。夏祭りやクリスマス会は、町内会の方や、家族、民生委員の方を招待する場合もあります。

④ケアプランの作成など

ケアプランは、基本的にケアマネージャーが作成します。

介護職は、自分の担当のご利用者様の日々の様子や、状態をケアマネージャーに報告します。施設によっては、担当のご利用者様を割り振られる場合もあります。

待遇

資格

必須の資格はありませんので、無資格でも働くことが出来ます。

雇用形態

正社員・パート・派遣社員などあります。

勤務時間

  • 早出:7時ごろから16時頃まで
  • 日勤:朝9時頃から夕方18時頃まで
  • 遅出:11時頃から20時頃まで
  • 夜勤:17時頃から翌朝10時頃まで

の体制のところがほとんどです。なかには、当直するところもあります。時間は施設によって異なりますので、参考までにしておいてください。

パートや派遣ですと、時給が高めの、早出・遅出・夜勤を重点的に希望する事も出来ます。

職員の年齢層

20代から70代まで幅広い年代の方が働いておられます。グループホームは家庭の雰囲気を味わえるところです。

  • 孫のように思える年代
  • 身の回りのことを娘のようにしっかり支えてくれる年代
  • ご利用者様と思いを共有できる年下の友達のような年代

が、好まれるのではないでしょうか。

また、仕事内容が、家事や散歩を一緒に行うことが多く、体力や介護技術より、包容力がより求められるため、高い年代の方でも、働くことが出来る職場です。

男女比で言うと、男性の割合が、少ない傾向にあります。

お給料の相場

正社員

月給制で、額面17万円から21万円程度が一般的です。

夜勤手当や処遇改善加算分が上乗せされたりしますが、夜勤を平均的な回数5回をこなして、手取りは20万円前後の所が多いのでないでしょうか。

夜勤手当は、2500円から5000円程度まで幅があります。

賞与に関しては、施設によって違いますので、必ず確認してください。

派遣

賞与や手当手面での優遇はないのですが、時給は1200円から高い所では1700円をうたっているところもありますので、手取り額は正社員と同じ働き方をすると、派遣の方が高くなることも多いです。

パート

無資格者・初任者研修・介護福祉士で、時給の違いがあります。その地域の最低賃金に数百円プラスされた金額が多いです。

お給料の違いは、どこからくるのか。気になりますよね。

  • 勤続年数が高い
  • 保有資格によって、手当がある
  • 現場リーダーなどの経験がある
  • 受講研修が評価される

転職の場合、この様な点を評価され、基本給や手当の金額が変わって行きます

他の施設との違い

仕事内容

やはり施設が「認知症対応型共同生活介護」ということで、認知症の方と一緒に料理や買い物など行いながら生活することが、支援だということが1番の違いです。

また、「認知症」を患っているという点では、一般的な対応ではない方法でのアプローチが必要です。介護職としての、スキルアップになると思います。

運営主体

社会福祉法人や地方自治体、NPO、医療法人など様々です。

目的

認知症の方が、小規模で少人数で自宅に近い環境で、共同生活を送り、自立支援と精神的安定を図り、症状の進行を遅らせることを、目指します。

入居の条件

要支援2以上で、原則65歳以上の認知症高齢者で、施設がある自治体に住民票を持つ方になります。

集団生活を送るため、問題行動のある重度の認知症の方は入居出来なかったり、他傷行為や、集団生活で問題行動を起こすようになると、退所の対応を取る施設もあります。

費用

  • 初期費用で、補償金入居金などの名目で、0から100万円程度
  • 家賃として、およそ15万円から20万円程度
  • 介護サービス費は、介護度によって変わります

施設によって様々です。

その他、生活費(理美容代・おむつ代など)が必要になります。

こんなかたにおすすめ

①臨機応変な対応が大丈夫な方

一般的な高齢者施設と違い、お年寄りと日常生活を一緒に送ることになります。

お料理、掃除、洗濯などが主な仕事です。また、1日の流れや入浴などの決められたことはありますが、天気やその日の状況によって、変更されます。

施設の時間で区切られている仕事とは違いますので、臨機応変な対応が必要になります。また、認知症の方ですので、こちらの都合を受け入れて頂けない場合がほとんどです。それに対し、柔軟に対応しようと思える方がよいかと思います。つまり、「認知症という病気の理解」が必要だからです。

介護は「自立支援」をしなくてはいけないのですが、介護度が上がってしまうと、ご利用者様はどうしても受け身になってしまいます。そしてそのような状況に慣れてしまうと、介護職の中には、「介護してあげるのだから、ご利用者様の尊厳を軽視してしまう」という、上から目線の感覚になってしまう方がおられます。

そのような、介護職主導で、物事を進めたい方には、「切り替え」が必要ですし、切り替えられないかたには、グループホームで働くことは、おすすめできません。認知症の方の対応は、独特な技術が必要です。自分の対応をご利用者様に合わせられる方には、ぴったりの職場です。

②資格取得のための時間が欲しい方

「有料老人ホーム」の時にも解説しましたが、いずれ、「介護福祉士の資格を取りたい」「ケアマネージャーになりたい」と思っておられる方には、勉強時間が必要です。

夜勤ありの正社員で働きながら、時間を捻出するのは、正直大変です。疲れて勉強する気が失われてしまうからです。少しでも仕事内容が軽い方が、家に帰ってからの勉強する時間を増やすことが出来ますので、おすすめです。

③経験を積みたい方

将来「ケアマネージャー」や「施設長」になりたいと思っておられる方には、個人的には経験は必要かと思っています。

特にケアマネージャーは、「実態」を知っている方が有利だと思います。私が介護業界で働いている時に、

「あのケアマネジャーは使える」

「あのケアマネジャーは優秀」

と言ったことをよく聞きました。ケアマネージャーは、ご利用者様・家族・医療・リハビリ・介護・福祉用具・理美容・配食などなど、たくさんの方と関わり合いのある職種です。

「この状態が続くとこういった状況が予測される」という先読みが必要な職種です。認知症のご利用者様は、特に先読みしやすいのですが、関わり合いがないと対応に苦労します。

ケアプランを作るにあたり、マニュアルでは通じない、ご利用者様一人一人に合った「カスタマイズ」が必要ですし、先読みも必要です。先読みが出来るケアマネージャーは、不安を抱えているご家族様に信頼されます。

グループホームで認知症の方と深く関わり、経験を積むことは、ご利用者様本人の苦悩や、家族の苦労を知ることになりますので、その経験は、今後ケアマネージャーになった時に、必ず役に立ち、「使えるケアマネージャー」「強みのあるケアマネージャー」に間違いなく、なれるでしょう。

グループホームでの転職の成功ポイント

マニュアルがあるか確認する

グループホームは、家庭的な雰囲気のある場所です。

家庭的であるため、しっかりした規則や基準がないと、「何でも屋」になってしまい、ご利用者様に振り回される形になり、精神的にきつくなってしまいます。

また、「無資格でも働ける」というと「介護の知識ではなく、感覚的に仕事を行っている」可能性もあります。それは、しっかりした勉強をした介護職にとっては「違う」と思える介護をしている可能性があり、それも精神的にきつくなります。

求人が通年出ていないか確認する

1年を通して、求人が出ているということは、「職員が直ぐ辞める」ということです。原因は、

  • 職場環境に問題がある
  • その問題を改善出来ていない

ということが挙げられます。

グループホームで考えられる原因は、「職員の人間関係」「ご利用者様の状態」です。

職員の人間関係

こじんまりとした小規模施設では、人間関係が濃くなる可能性があります。その場合、「ボス的」な職員がいると、「マニュアル」ではなく、その「ボス的な職員の考え」に沿って行わないといけない、余計な気遣いが発生します。それが、「ご利用者にとってよいこと」ならいいのですが、そうでない場合、あってはならない事ですが、

ご利用者様に、

  • 暴言を吐く
  • 放置する

など「一人のボス的な介護士」の影響で施設全体の対応になっていたら、「辞めてしまう」でしょう。そして、1年を通し、求人が出ることになるのです。

ご利用者様に寄り添いしすぎ

「ご利用者様に寄り添いしすぎ」たり、「ご利用者様を尊重し過ぎ」ていても、離職の原因になります。

認知症という疾患では、意思疎通困難な場合があります。また、男性のご利用者で、いわゆる「色呆け」されている場合もあります。

そこでしっかり「職員を守る体勢」がないと、現場の職員はつらくなります。ある程度は介護職として対応出来ますが、限度があります。

介護職だからといって、人間です。そのあたりの境目がはっきりしていないと、離職に繋がり、1年を通して、求人が出ることになります。

職場のリアルを知る

グループホームは、特に、人間関係が濃くなる職場になりますので、転職エージェントを利用しているのなら、より「職場のリアル」が聞けるエージェントを利用すること。

利用していないのなら、あなた自身が面接で伺ったり、見学の際に「しっかり見る」ことがポイントになります。

まとめ

グループホームでの、仕事内容をお分かりいただけましたでしょうか?

私は、訪問介護のヘルパーを経験していますので、ご利用者様と親密になる関係ということの、メリットもデメリットも理解しています。

施設で流れ作業のように対応しなければならないことに、嫌気がさして転職したい方には、グループホームの「ご利用者様と一緒に行う」介護は、ぴったりな職場だと思います。

その一方で、「何でも屋」になる傾向もありますので、適度な距離感を持って接するのが、精神的に楽な働き方だと思います。

 

私は、転職する際、転職エージェントを利用して、施設の実態、内部情報を聞いて、転職活動を円滑に進めることが出来ました。

転職活動で、1番知りたいのは、施設の実態です。それが全てだと私は思っています。それを知るにはやはり転職のプロの転職エージェントに手伝って頂くことが1番早く、何より1番信用出来て安心です。

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さくら
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悩みを解決して笑顔の多い明るい毎日を送れるようになりますように。

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<strong>さくら</strong>“></div><div class=さくら
こんにちは。さくらです!!

私は、ユニット型特別養護老人ホーム・デイサービス・訪問介護ヘルパ-の仕事をして、10年近く、介護職として、携わっていました。

ですが、激務のあまり、1度介護業界から離れることに。

その後「自分に合った働き方」を見つけ、「仕事に振り回される事なく」なおかつ、「自分や家族との時間」も手に入れ、充実した生活を送っています。

もしも、あなたが仕事をに振り回され、「もう介護の仕事はしたくない」と思っておられるようであれば、まずは、私のブログを読んで下さい。実は悩みは解決出来るのです。

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